第二回日本医療催眠学会(平成26年10月12日)での天外伺朗さんの講演を 法人会員でのいらっしゃる萩原優さんのご厚意で、こちらにも掲載の許可を頂きました。感謝申し上げます。中編(全3回)

 

 

 

 い

 

 

 いま話題になっている、IPS細胞とか再生医療とか全部肉体のレベルです。ものすごくレベルが低い話。大騒ぎになっていますけれどもね、レベルは低い。肉体のレベルを触っているだけ。もっと上を触れば簡単に治るのに、肉体のレベルで何だかんだやろうとしている。だからサイエンスはたいしたことはない。サイエンティフィックにやっている限り、病気はどんどん増えるでしょう。減ることはない。もっと上のレベルをやんなきゃいけない。 

 それで、催眠療法の会ですから、催眠というのはアストラル体をいじります。アストラル体は感情とか想いというよりも、気より精妙なエネルギーの一つ神(しん)というエネルギーだというふうにとらえた方が、本当はちょっと近づきますけれど。本当のことは言語では記述できませんから、あくまでも説明のための方便なんですけれども。ここに、(メンタル体とアストラル体の間)無意識があって、(アストラル体とエーテル体の間)意識がある。もう一つユングが言った集合的無意識(アストラル体とコーザル体の間)というのがある。人間も動物も無意識レベルは全部、繋がっているよ、と。 

 催眠では無意識の中のコアビリーフを扱います。コアビリーフの中に、個人的なコアビリーフがあるし、社会的なコアビリーフがある。催眠療法を今やっているセラピストさんはどのくらいいる?(挙手)癌の治療をやっているかたはどのくらいいる?(挙手)萩原さんもそうだよね。癌の催眠療法なんて本を書きましたね(笑)。逃れられませんよ・・・。 

 奇跡の治癒が起きた経験した人はいます?あまり起きていないですね。なかなか起きないんですよ。まあね、昔に比べて奇跡の治癒は増えています、最近はね。でもなかなか起きない。なんでか?催眠でいじれるのは、個人的コアビリーフだけ。社会的コアビリーフはセラピストが同じ土台を持っているので、これはいじれません。セラピストがもう一つ違う意識レベルに行かないと社会的コアビリーフはいじれない。どんなに催眠をやっても、なかなか末期癌は治りません。 

 今、結構断定的に言っていますけれども、なんで僕がこんな怪しげなことを、信念をもって語っているかというと、ちゃんとその実例があるんですね。2007年にサイモントンが来た時に、一緒に講演してくれと言われて、一緒に講演をした。その時に、社会的コアビリーフのことを「集合的一般常識」と呼んで、サイモントン療法はなぜ効かないかという話をした(笑)、サイモントンと一緒に講演でね。これを、彼はものすごく喜んでくれた。要するにサイモントン療法で「あーだ・こーだ」やっても、やっぱり「個人的コアビリーフ」しかいじれません。それでも、「癌になったら死ぬ」という「集合的一般常識」が随分変わっています。 2007年から今までの間にも変化している。30年前は、医者があと3か月というと、ころっと3か月で死んでいました。6か月というと6か月でね・・・。これは「医者の呪い」です。いまの世の中だと、余命宣告通りに死ぬとあの医者は名医だというけれどね、呪術の世界では、あの呪術師はよく効くという話(笑)。あれは呪いをかけているんですよ、あきらかに。最近は、それが3か月っていっても死ななくなってきました。世の中変わってきています。よ~く観察すると、日本の集合的一般常識はどんどん変わってきています。 

 これのいい例がね、アメリカでね22口径のピストルで撃たれても、まず死にません。脳に当たるとか心臓に当たるかすれば死んじゃうけれど、他に当たった時はまず死なない。レーガン元大統領なんて血だらけになっても、自分が撃たれていることに気付かなかったくらい。まず死なない。 

 ところが、日本ではよく死ぬそうです。というのは日本にはピストルがあまりないから、ピストルに撃たれたら死ぬという「集合的一般常識」が根強くある。だからよく死んじゃうわけ。法医学のひとは「おかしいね」って言うんだけれど、それはしょうがない。そのくらいこの「集合的一般常識」っていうのは強いんですよね。 

 もっと極端な例は、チベットというのは蛇がいません。で、チベットの人は、蛇にかまれると死ぬという信念を持っています。中国が侵攻する前のチベット人というのは、たまたま全然毒のない蛇にかまれてもコロッと死んだそうです。そのくらい「集合的一般常識」「社会的コアビリーフ」というのは強いんですよ。 

 催眠やっておる方が多いからわかると思うんでうけど、非常に深い催眠に入れておいて、今からタバコを押し付けますっていって、ちょっと触っただけで、「あち!」ってなるわけですよね、催眠にはいっているから。人によってはそこに水ぶくれができます。水ぶくれは何かというと、そこにリンパ液が集まってやけどを治そうとする作用ですよね。だから、このアストラル体がやけどをしたと認識すると、それを治そうとして水ぶくれを作るわけですよ。死ぬと思えば死のプロセスにスイッチを入れます。人間は。だから毒のない蛇にかまれても死ぬと思えば死ぬし、22口径のピストルに打たれて死ぬと思えば死ぬんですよ。 

 みなさんね、事実があるから一般常識があると思っているけど、それは違う。常識があるから事実が起きる。今、だいたいこの世の中で起きていることの99%は皆さんが作っている。単に作っているだけ。それがこのコーザル体までいくと、もっと極端なのですね。この物質的な世界というのは、神が作った幻影だという。神っていうのは結局「梵我一如」(ぼんがいちにょ:不二一元論)、これは説明すると大変なんだけれど、私たちも神の一部であるから、ず~っと深い所で思えば、何事も全て変わってくるということです。 

 ですから、集合的一般常識っていうのは、結構影響が大きい。サイモントン療法をいくらやっても、セラピスト側の集合的一般常識が変わらない限り、患者はまったく変わらない。 

サイモントン療法は、まあ、アストラル体に作用させているので、切った貼ったの肉体レベルの治療よりは少しはましです。 

 そのサイモントンさんとの講演会が2007年の4月にありまして、7月にそれこそ池見酉次郎が作った心身医学会という非常に大きな医学会がありまして、何とわたしはそこに基調講演に呼ばれたんですね。私の相方の講演者がアンドリュー・ワイルという統合医療の世界的権威で、まあ、とんでもない事がおきました。このへんが私の人生の不思議なところなんだけれど。もう一つその前の2004年かな、和漢医薬学会という漢方での大きな学会でも基調講演に呼ばれていまして、その時の相手が岸本忠三というその当時大阪大学の総長をしていた免疫学の権威ですね。インターロイキンの62を発見したのかな。製薬もしていますね。その様な有名人と一緒に医療の事を何も知らない私が基調講演をやりました。 

 2007年の心身医学会でも、たまたまそうなっちゃった。僕が脳科学と人工知能を統合した学問をやっていた時に、さっき言ったように、脳科学者や人工知能の学者を呼んで毎年シンポジウムをやっていました。池見酉次郎の弟子が九州工大にいまして、毎年そのシンポジウムに来てくれていた。まあ、要するにエンジニアが脳科学に突っ込んでいる状態。その人が心身医学会の基調講演で「近代科学と医療」ということで話してくれないかと言ってきた。私はロボットの研究者としてね、一応名が通っていましたから・・・。 

 だから、私がやっていた様な医療改革を知っていた訳ではない。私はホロトロピックムーヴメントをやっていたので、その話をさしてくれというと、ダメだというわけですよ。そのへんの話は帯津先生とか渥美先生とかが今まで基調講演をやっているから、そんな話では、人が集まらない。あんたにはサイエンスと医療の話しをしてくれっていう。もう、ず~っと押し問答をしていて、最後はわかった、半分はその話をするから、半分はホロトロピックの話しをさしてくれという事で、妥協しました。実際は3対7くらいの比率で(笑)、今のような話をした。それでもね、もの凄く評判が良かったです。 

 その時のベースになっているのが、この本です。伊藤慶二という仲間内の怪しい医者の1人なんだけれど、この人は、もう、本当に怪しいね。本当に怪しい。でもね。すごい実績を作ったんですよ。要するに、西洋医療的治療を一切やらないで、あらゆる病気を治す。これは「病気にならない生き方、食、思い、祈り」という本です。要するに、食は何処に効くんだろうね。結構、ぜんぶに効くかもしれないね。思いはこのアストラル体、祈りはメンタル体、このへんを変えることで、あらゆる病気を治したんですね。これには、例外がない。もう、全身にガンが転移して、明日、死ぬような人でも、逆転ホームランが打てます、ということを彼は証明してしまった。 

 でも、何でそれが出来たかというと、ある宗教団体でやったんです。金はいくらでもあるから、食はマクロビオティックですけれども、40人から50人の専門家を集めて、病気になったらすぐに派遣して、病人につきっきりで指導できる。それから、思いを変える事は、伊藤慶二自身が指導した。宗教団体にも拘わらず、祈り方を教えた。教祖にも教えた。どういう祈り方をおしえたんだと言ったら、いわゆる、宗教的な祈りではなくて、脳幹が活性化する様な祈り方を教えたと言うんです。 

「ああそうか、それは素晴らしいね。で、それを教えてよ」言って、三日間の合宿で指導をお願いした。三日間缶詰になって、脳幹が活性化する祈り、三日経っても何にもわからなかった(笑)。ただ、一つ言われたのは、僕らが唱える般若心経が速すぎると。もっとゆっくり唱えないと脳幹は活性化しないよ、と。その他、いろいろ・・・三日間もあるからね。祝詞をこうやってあげるとか。その録音を聞かせてもらったり、いろいろした。だけども、何にもわからなくて、ただ、僕の中に残ったのは、般若心経をゆっくりと唱える、だけ。今、断食をやっていますけれど、断食の瞑想の最後に般若心経を唱えます。ゆっくりと唱えると途中でわからなくなると、文句たらたらなんだけれど、それが、唯一、伊藤慶二から教わった脳幹活性法。本当はもっとあると思うんだけれど、僕らが受け取れなかった。 

 まあ、もちろん伊藤慶二は未だ生きていますからね。これからでも伺うことは出来ると思うんだけれど、まあ、あんまりそうやって教わってもしょうがないな、という心境です。でも、基本的にどんな病気で、どんな状態になっていても、逆転ホームランは必ず打てると、証明しちゃったんだ。奇跡の治癒ですよね。まあ、全員が奇跡の治癒になるわけです。    

 でも、例外がある、医者と医者の家族は治らない(笑)。お医者さん、いっぱいいますね、今日は(笑)。医者と医者の家族は一例を除いて、逆転ホームランは打てなかった。そこで、僕は、このコアビリーフをいうのを思った訳。医者というものは、やっぱり癌患者をいっぱい診ていますから、萩原さんも随分診てきたと思うだけれど。やっぱり、それが染みついている訳。それから、もう一つ、西洋医学の常識が染みついている。だから、個人的コアビリーフの所が、なかなか抜けない。 

 もう一つ、奇跡の治癒が起きると、教祖様のおかげとなる。それが狙い。それが狙いで、その宗教団体は莫大な金を投資している訳。教祖様のおかげで、奇跡的に病気が治った。これは、宗教団体にとってはこたえられないよね。それで、伊藤慶二が辞めて、次の医者に代わったら、1人も治らない。だから、本当は教祖様のおかげではないんですよ、伊藤慶二が結構サイエンティフィックにぜんぶやっていますからね。そのサイエンティフィックとは今の世の中のサイエンスではないよ。怪しいサイエンスで、きちっとやっていますんで、それで、奇跡の治癒がどんどん起きた。だから、教祖様のお蔭ではない。要するに、このメンタル体、アストラル体をいじると末期ガンであろうと、どんどん治る。でも、医者は治らない。個人的コアビリーフが強固にこびりついてしまっていて、なかなかそれは取れない。もう一つ、いくら治っても教祖さまのおかげになってしまう・・・と伊藤慶二は嘆くわけ。 

 でも、そこに「キー」があるという事に気がついて。要するに宗教団体っていうのは、一般社会と「集合的一般的常識」、「社会的コアビリーフ」が違う。だから、オウムみたいな事件も起こるし、奇跡の治癒も起きます。そこで、僕は「集合的一般常識」ということに、考えが至ったんです。心身医学会でもそのお話しをして、久保千春という学会長はものすごく感心してくれました。まあ~、多分、心身医学会は変わらないと思いますけれどね。心身医学会であるにも拘わらず、薬の業者がど~っと入り込んでいて、それで、学会をサポートしている訳ですよね。こりゃダメだ。学会でやるのはちょっと問題だとその時に思いましたけれど。心身医学会が薬に毒されている、という事がもの凄く良くわかりました。でも、久保千春個人はものすごく感心してくれました。と言うことで、何とか今日のテーマの話しに行けましたけれどね。え~、これは結構大きな問題で、だから、伊藤慶二の様な奇跡的治癒はなかなか起きない。それは、やっぱり宗教団体みないな、特殊な団体で集合的一般常識がちょっと外れていないと、できないなあ~と。一般のこの社会の中だと、伊藤慶二と云えども、あれほどの奇跡の治癒は起きなかっただろう、と思います。 

 催眠療法でガンの治療をしても、そこの所に限界があると。サイモントン療法も同じです。それで、実は伊藤慶二がすごいという事は僕らにはわかっていたので、何とか本を出そうとして、出版社と交渉をして、滅茶苦茶優秀なライターをつけて、出版しようとしました。やっぱり、なかなかうまくいかない。意識のレベルの高い人は本が出ないのね。何でかって、自分でよくわかります。僕は50冊以上書いているけれどね。本を書くと言うのはね、結構、自己顕示欲が発揮されています。自己顕示欲が強くないと本は書きません。本をいっぱい書いて、売れている様な人は余り信用しない方がいい(笑)。だって、キリストだって、仏陀だって、ソクラテスでも、孔子でも、本を一冊も書いていない。伊藤慶二も本を書いてなかった。優秀なライターさんを付けてもだめ。何でかというと、ライターさんの洗練された文章と、彼の気持ちが合わない。ことごとく、喧嘩になって、僕も「うわ~っ」と思ったんだけれども、もう、ギブアップです。出版社には不義理をしましたし、多分、そのライターさんには出版社からお金を払ったと思いますね。だから、大変、迷惑をかけてしまった。 

 僕の断食のお師匠さんの野口法蔵というのが、います。チベットでものすごい修行をしてきて、それこそ、零下40度で瞑想に入ると、凍傷になるわけですよね。あの、片肌脱いで瞑想をする。ラダックのリゾン寺、僕も行きましたけど、僧侶の部屋の窓にはガラスが入っていない。零下40度の外気と同じ所で瞑想をするわけです。師から言われることはただ、「あの山に行け」だけ。意識をあの山まで飛ばさなければならない。凍傷になったら、その指に触るな、という事をお師匠さんに言われるわけです。指に触るとこうなると、と指の無い手をみせられた。そういう厳しい所で、修行をして、まあ、野口法蔵は指が一本もなくなりませんでしたけれど、帰って来て、たまたま、ある女性が好きになって結婚しちゃって。結婚すると向こうの僧籍は抜かなければいけないので、日本に来て、臨済宗の僧侶になっていますよね。今、断食の指導者で、僕らも断食の修行をしていますけれど、今、日本に24人の断食の指導者がいますけれど、その上に野口法蔵がいて、彼は結構本を書いているんですね。それでね、僕がこうやって、本を書く人は信用できないぞ、と言うと、彼は下を向いていまして、もう、本を書くのを止めたと今年になって言いましたね。ええ、だから、そのへん、ちょっと影響しちゃったかもしれない。 

 その野口法蔵師が伊藤慶二の本を作ってくれました。だから、自費出版です。従って、これはアマゾンでは買えません。すごい本なんだけれど、アマゾンでは買えなくて、ファックスで申し込んで下さい。まあね、プロの編集者がかんでいないので、冗長な所があります。同じ事が繰り返されていたり、でも、逆に売らんかなと言う、コマーシャリズムがないので、すごく素朴な本になっていますね。お勧めですよ。これを読むと宇宙の原理、成り立ちみたいなのが、良くわかります。どこをどう押さえれば人間はどうなるか、について伊藤慶二はものすごく良く分かっている。まあ、そういう怪しい医者たちと、ず~っと17年間やってまいりました。 

わたくしが進めているのが、基本的には病院という概念をなくそう、病院を全部なくそうと言う運動です。病院という概念は、矛盾だらけです。病人が多い程儲かる、治療が下手で、治癒が長引く程、儲かる。いっぱい検査をしたり、薬を出したりするほど、儲かる。全部、患者にとって、よくないことですよね。世の中を不幸にすればするほど儲かる。こういうのは、僕はシステム屋ですけれど、システム設計上のエラーです(笑)。社会にとって病院という存在は、間違いです。 

 いつの間にか、それがはびこってしまって。皆さんは病気の時に救ってくれるありがたい存在だと感謝していますね。そうじゃない。詳しく話ができませんけれど、この様な事がだんだんわかってくると、病院という存在がね、病人が多い程儲かる、治療が長引く程儲かる。そういう存在があることによって、病気が増えるんですよ。 

間違いない。怪しい世界の話しですよ。サイエンティフィックでも論理的でもないんだけれど、僕は間違いないと思う。 

 一番いい例が夕張市、財政破綻してね、病院が経営できなくなって、なくなったんですよ。従って、今、夕張市で交通事故を起こしたら、ドクターヘリを呼ばなければならない。札幌まで搬送しなければいけない。当然、みんな病院には行けない、19床の小さなクリニックは残りましたけれど、何百床もあった病院はつぶれちゃった。おまけに、若い人がどんどん出て行って、日本の将来を見るように、爺さん、婆さんばかりになった。何が起きたか?予想とは逆に死亡率が下がりました。病気になる人が減りました。病院を無くすと病人が減ります。それを夕張市が証明してくれた。それを今やっている訳です。 

 病院の代わりに、ホロトロピックセンターというのをつくりましょうよ。さっき言った矢山利彦がホロトロピックセンター一号店、今、萩原さんの所も含めて、日本中で15のクリニックがそっちに向って動いてくれています。まあ、簡単にはできませんよ。 

 矢山さんの所も気功を教えていますね。患者とスタッフが殆どだけれどもね。それから、例えば、北海道の西谷さん、「響きの森クリニック」というのを開院しましたけれども、やはり、クリニックの中に気功の道場を作って、一般の人に気功を教えています。それから、それだけではなくて、農業をやっていますね。完全自然農業。だから農薬はもちろんにゼロだし、肥料もやらない。不耕、いわゆる耕さない。そういう自然農法で、体にいい野菜を育てて、それを皆で食べましょう。衣食住を全部指導している訳です。病気にならない為には、着る洋服をちゃんとしましょうよ、と。 

 彼は「うさと」っていうのに凝っていますよね。「うさと」を皆で着ましょう。僕も勧められているのだけれど、僕はだいたい30年くらい洋服を買わない人だから。「うさと」も買っていないですけれども、衣食住、ぜんぶを指導している。 

 基本的に病院というのは病気になって病気を治してもらうところ。ホロトロピックセンターというのはそうではなくて、基本は病気にならない様にケアする所なのです。もう一つ、病院というのは、病気が治って元の生活に戻れれば、大成功な訳ですよね。ホロトロピックセンターは、それは大失敗。元の生活に戻ってはいけないですよ。元の生活に戻ると、また、同じ病気になります。生活習慣病だからね、殆どは。 

 そうじゃなくて、病気になってそれが治ったならば、一段高い精神的境地に接地しなければいけない。ホロトロピックセンターはそういう使命を持っていますね。それがこの実存的変容なわけです。医療者が実存的変容を密かにサポートするという事をやって頂きたいと、お願いしている訳です。そんな事をやっても、保険の点数はつきません。密かにサポートするので、患者さんにも云えない。宣伝にも使わない。医療者にとって、何のメリットもない。三次元的なメリットはゼロ。だから、ちょっとおかしい医療者しかやらない。(萩原医師を指さして)ここにも居ますけれど。 

 医療者の意識レベルが一定以上ではないとできない。三次元的なお金を追及してね、メリットを追求している医療者ではとてもやれるようなことではない。医療者は実存的変容のサポートをするのだけど、医学部ではおそわっていません。それのトレーニングという事で、昨年亡くなっちゃいましたけれど、ハワイで隠遁生活をしていた吉福伸逸という伝説のセラピストをひっぱり出してきて、ず~っと医療者のトレーニングをやってきました。 

 彼は、まあ、30年以上前かな、日本にトランスパーソナル心理学とか、ニューエイジサイエンスとか全部持ってきた人だけれど、疲れて20年くらい前に、ハワイに隠遁して、ゴルフとサーフィンを楽しむ素晴らしい生活をしていた。そこに、僕らがどやどや~と行って、「こういう事をやるんで、あの~、セミナーを復活してくれっと」、お願いしたわけですよ。嫌がっていたけれどね。でも、最初の一年目は日本に行くのをいやだと言うもんだから、マウイ島に日本人を30名くらい連れて行ってワークをやった。その後、彼は日本に来てくれるようになって、僕らがスタートしたんだけれど、でも、彼が来るということになると、昔の弟子がほっとかない訳ですよね。だから、彼のセラピーはわ~っと増えちゃって、結局シンドイと言う事で、2009年だったか、2010年に僕らは止めましたけれど、多分、そのあたりで癌になっちゃったかもしれない。 

 だいたい、奥さんが癌だった。癌治療に彼が関わったことで、奥さんはうまく癒せたのに、自分は癒せないんだね。で、昨年の4月に亡くなっちゃいましたけれどね。われわれにとっても大きなショックだったですよ。そういう事をやってまいりました。ちょっと吉福に代わる人がいないので、今、医療者のトレーニングは中断しています。一般向けと医療者向けと必ず二回やってもらっていたのだけれど、吉福に言わせると、医者が一番難しいと・・・。やっぱり、殻が固いと。さっきの伊藤慶二の話しと同じなんですよ。 

 やっぱり、ある程度自分の殻を脱ぎ捨てないと、患者の実存的サポートなんかできない訳です。それが、一般の人より医療者の方が大変だと言ってましたね。という事で、まあ、そんな事で、ホロトロピックネットワークというのを、やっております。お陰様でたくさんの医療者に巡りあって、日本中でそれこそ札幌から指宿まで展開することができました。医療者でもない私が、なんとなく少しは、いろんな影響を与えることが出来るかなと、考えています。 

 ということで、本日もこれに呼んで頂きまして、好き勝手な話をしましたけれど、今日は、どうしたわけかタイトルの話しがチャントできましたね(笑)。これは非常に、珍しくて、だいたい新しいタイトルで話を始めると、前振りだけ話して、終わりというケースが多いんだけれど、今日は一応、集合的一般意識、社会的コアビリーフという所まで、話が行きました。まあ、本人もびっくりしています(笑)。 

お聴きになった皆様も、大変ラッキーだったということで、あの、その前にセルフヒーリングとか、演奏とかで、目がトロンとしたいたけれど、今、皆さん、キラキラ輝いているんで、眠かった人を起こしてしまったかな・・・。後、2~3分ありますけれどね。できれば質問時間を長くとらして頂いて、私の話しを終わりたいとおもいます。ご清聴をありがとうございました。(拍手)

 

(次回は質疑応答に続く) 

 

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