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梁薇さんの特別気功セミナー

2014年11月15日~16日 熱海RAJA研修センター 

梁薇さんの気功セミナー「六字訣を習う」 

梁薇さんは周恩来が中国伝統武術を復活するために組織した

15人のナショナルチームに 14歳の最年少で参加した英才。

直接指導して頂けるのはとても幸運です。 

 

 

天外さんのお話&メルマガから要約。 

これまでの瞑想断食の声を出す瞑想では「自由発声倍音声明」を用いてきたが、一昨年から梁薇さんの「六字訣」を導入した。「六字訣」というのは中国医療気功の基本で、肝・肺・腎・三焦(経絡)それぞれに響く音を出す。効果は抜群でいつも具合が悪くなるが常連さんがとても元気で、瞑想や気功に出て来られない人がほとんどいなくなり、しかも宿便の量がいつもより多かった。 

断食を始めて8年になるが、瞑想の長さや深さをコントロールして皆の代謝を落とすと具合が悪くなる人が増える代わりに空腹感がなくなり、宿便の量が多くなることを発見しており、毎回参加者に応じてどのくらい代謝を落とすか、試行錯誤してきた。 

 断食では宿便が出るかでないかが大きな問題だ。私は健康な人しか指導していないが、 

断食を難病の治療に使ってきた甲田光男医師の50年の経験で、宿便が出ると症状が劇的に改善されることが報告されている。健康な人でも宿便が出ると、体質が改善され、元気が増すことが観察される。西式の断食やマクロビの半断食では、宿便が出る人は20%~50%だが、我々が実行している野口法蔵師による断食はほぼ100%宿便がでる。私は8年間で延べ約700人を指導してきたが、出なかった人は一人だけで、その人も次に来た時には出た。 

ところが、それとは裏腹に、宿便の量は他の方法に比べて少なく、一度の断食で全部クリアすることは出来ない。皆が元気でなおかつ宿便の量が多い、というのが指導者としての目標だったが、3年前から導入している「足芯呼吸経行」でだいぶ改善され、一昨年導入した「六字訣」で大幅に改善された。 

 

 

 

 

                                                  ”健身気功・六字訣”

 

<特色> 

 本功法は六字の発生吐気の上にどの字訣にも簡単な導引動作を配合し、その 上に気が動き出す、簡単で学びやすく、そして覚えやすい功法である。 

 呼吸吐納同時に特定の読音口型で体内の気息の昇降と出入りを調整、コントロールし、人体の肝、心、脾、肺、腎、三焦と相対比する。“噓、呵、呼、呬、吹、嘻”の六種の特定の吐気発声法により臓腑気機(気の動き)のバランスを調整する作用があり、気功法の中でも、独特な特色がある。 

 本功法は、主に呼吸吐納に重きをおき吐気発声と同時に科学的、合理的な 

動作を導引し、“動作でもって気を導き意識によって気を動かす”を強調し、すべての功法は複雑な意念も必要としない。 

 内は臓腑を調え、外は筋骨を鍛え、両者共同して内は臓腑を丈夫にし、外は筋骨を健康にする養生とリハビリの作用がある。 

<動作説明> 

予備式 

 身体をリラックスさせ、心を穏やかに、気を和らげ、徐々に練功状態に入る。 集中力をよくし、気を養い精神を安定させ、疲労を回復させ内心のイライラを無くす作用がある。 

 

起勢  

 “内気”の曻、降、開、合を協調し、全身の気血の流れを盛んにする作用が ある。中高年の腰、膝関節の機能を増強、改善させるのに有効である。 

 

第一式 嘘(xu)字訣 

 中国医学では“嘘”字訣と肝臓が対応すると考えている。口で“嘘”字を吐く時肝臓の濁気が対外へ排出され、肝機能を調える作用がある。また目を見張ることと配合して、肝を良くするばかりか目を良くする効果もある。 

 

第二式 呵(he)字訣 

 中国医学では“呵”字訣は心臓と対応し、口から“呵”と字を吐くと心の濁気が対外へ排出され、心臓の機能を調える作用があると考えている。 

 

第三式 呼(hu)字訣 

 中国医学では“呼”字訣は脾臓と対応し、口から“呼”と字を吐くと脾胃の濁気が対外へ排出され、脾胃の機能を調える作用があると考えている。 

 

第四式 呬(Si)字訣 

 中国医学では“呬”字訣は肺と対応し、口から“呬”と字を吐くと脾胃の濁気が対外へ排出され、肺の機能を調える作用があると考えている。 

 

第五式 吹(Chui)字訣 

 中国医学では“吹”字訣は腎と対応し、口から“吹”と字を吐くと腎の濁気が対外へ排出され、腎の機能を調える作用があると考えている。 

 

第六式 嘻(Xi)字訣 

 中国医学では“嘻”字訣は小陽三焦の気と対応し、口から“嘻”と字を吐くと小陽の経路が疎通し、全身の気の流れを良くする作用があると考えている。 

 

収勢 

 気を収めて静養し腹部をマッサージすることで練気から養気に転じ、気を元に戻す作用をし、練功状態から正常な状態に戻るのである 

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